バス旅しろいし「甲冑堂 桜のトンネルコース」
源義経に仕えた佐藤元基の子継信・忠信は、義経の身代わりとなって敵に討たれました。その母が2人の息子を失い嘆くのを見て、兄弟の妻、楓と初音が夫の鎧、兜をつけて老いた母を慰めたと伝えられています。甲冑堂には、継信・忠信の妻女たちを讃えて、その像を安置しています。甲冑堂は白石駅からも越河駅からも距離があるので、バスが運行している平日限定ですがバス旅がおすすめです。春は見事な桜のトンネルをくぐって甲冑堂へ行くことができるので特におすすめしたいコースです。
白石駅前バス停
JR白石駅前ロータリーにある「小十郎プラザ」の前にバス停があります。
【月~金運行】白石市民バス「越河線」12:18発
【月~金運行】白石市民バス「越河線」14:20発
※12/29~1/3は運休
甲冑堂バス停
バスを降りたら斎川にかかる橋を渡って南へ進みます。バス停から甲冑堂までの道の両脇には桜並木があり4月上旬から中旬にかけて見頃を迎えます。見事な桜のトンネルが続き桜の季節は多くの見物客が訪れます。
約4分
田村神社/甲冑堂
福島との県境に近いかつての「斎川宿」近くに、坂上田村麻呂を祀った「田村神社」があります。境内にある「甲冑堂」には、かつて源義経の身代わりとなって戦死した家臣の佐藤継信(つぎのぶ)と忠信(ただのぶ)兄弟の妻、楓と初音の勇ましい甲冑姿の一本彫の木像が納められています。二人の妻は、息子を想い心痛めていた老母を励まそうと、兄弟の形見の甲冑をまとって戦からの凱旋を装いなぐさめたといい、伊達政宗騎馬像を制作した郷土の彫刻家小室達氏が手がけた妻たちの木像に、はるか昔の家族の健気さを感じます。
約4分
甲冑堂バス停
【月~金運行】白石市民バス「越河線」13:07発
【月~金運行】白石市民バス「越河線」15:09発
※12/29~1/3は運休