南蔵王の裾野に広がる四季折々の自然
四季を通して人々の心を魅了する白石の自然
南蔵王の麓に位置する白石市は、蔵王国定公園、天然記念物などの自然環境に恵まれた地域です。同じ場所でも、季節によってまったく違った表情を見せるので、何度訪れても新たな発見があるはずです。各季節の風景や見どころを参考に、是非白石の自然を五感で満喫してみてください。
各季節の下部に動画リンクをつけているので、クリックしてみてください。
花咲く春を訪ねて
春は花咲く季節。寒い冬を越えて、4月上旬には白石市内も桜が見頃を迎えます。白石城本丸広場は白石市の桜の名所の中でも、多くの人が訪れる人気のスポットです。
八重桜のトンネルが美しい桜の小径公園、白い清楚な花が一面に咲き誇る南蔵王野営場に隣接する水芭蕉の森など、ソメイヨシノ以外の名所もおすすめです。
爽快な夏を求めて
夏は蒸し暑いですが、標高が高い南蔵王は花や新緑が山の気持ちよさを味あわせてくれる、おすすめの季節です。白石スキー場の登山口から蔵王連峰の南端、不忘山を目指してみよう。
白石市内から白石スキー場の登山口に向かう途中、全長8km約5000株のアジサイが道路に沿って咲いている川原子あじさいロードもこの季節のおすすめスポットです。白石市は綺麗な星空を見られる場所がたくさんあります。涼しい夜に星空を見上げてみるのも良いかもしれません。
色彩鮮やかな秋を楽しんで
緑が眩しかった南蔵王も秋になると、木々は赤やオレンジ色、黄色に染まり、まるでパッチワークのような鮮やかな絶景が楽しめます。
10月から11月にかけて紅葉は山を駆け下り、明治の文豪「徳富蘇峰」が詞に詠んだ景勝地「碧玉渓」や白石市内の木々も色づきます。
白く澄みわたる冬を感じて
空気が澄んだ冬は、夏よりも遠くまで見渡すことができます。天気の良い日には白石スキー場から太平洋も一望できます。
冬季は多くの白鳥たちが越冬をするために飛来してきます。白石にもいくつか飛来地がありますが、国道4号線沿いの馬牛沼がおすすめです。白石市内にも雪が積もった時には雪化粧をした白石城も美しく、冬も人気のスポットです。