まちなかサイクリング 「天下の陪臣・片倉小十郎の軌跡」
白石市は、宮城県南部に位置する城下町。伊達政宗から白石城を与えられた片倉小十郎は、それまでの城を改修し、敵の侵入を防ぐ万全の城を築き上げました。 城を中心とした町には割堀が巡らされ町並みのいたるところに史跡が点在していますので、片倉小十郎の軌跡を辿るのにレンタサイクルが最適。片倉小十郎景綱を初代城主とし、明治維新まで約260年もの長い間白石地方を治めた片倉家。戦国の奥州に名をとどろかせた独眼竜・伊達政宗の側にあって「伊達に小十郎あり」と称された軍師が生きた城下町白石をレンタサイクルで巡ってみませんか?
白石駅からスタート
白石駅構内観光案内所でレンタサイクルを借りよう!
利用料金■300円(保証金500円)
利用時間■9:00~17:00
約12分
※国道113号線から片倉家御廟所駐車場まで急坂です。冬季はご注意ください。
片倉家代々城主の墓所 / 片倉家御廟所
石畳を敷いた床面の上に、十体の大きな石像と一基の墓碑が、花崗岩の玉垣の内に整然と並んでおり、東北の陪臣の墓所としては他には見られない物といわれています。三代目片倉小十郎景長は、片倉家代々の城主の墓所を白石城の見える愛宕山山麓に決め、初代景綱と二代重長の墓を、延宝8年(1680)景綱の命日に当たる10月14日に傑山寺から改葬し、阿弥陀如来座像を墓標としました。
約10分
片倉家の居城 / 白石城
慶長7年(1602)に仙台城の支城として片倉小十郎景綱が入城してから11代約260年にわたり片倉氏が居城しました。元和元年(1615)の一国一城令後も例外的に城としての存続が認められました。明治維新の時は、白石城で奥羽越列藩同盟が結ばれるなど歴史が大きく転換する時にたびたび登場し、重要な役割を果たしてきました。平成7年(1995)に、文政6年再建後の三階櫓(天守閣)と大手門を史実に忠実に日本古来の建築様式に基づき木造で復元され、白石市のシンボルとなっています。
約6分
片倉家の菩提寺 / 傑山寺
白石城主片倉小十郎景綱が、慶長13年(1608)に片倉家の菩提寺として創建。初代景綱と二代重長はこの寺で葬られていましたが、三代景長が廟所を愛宕山に定めて改葬しました。十一代以降の当主および歴代の奥方はここに葬られています。景綱の墓は、一本杉を墓標にしたと伝え、現在も成長を続けています。
約6分
白石駅
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