天保より足軽の疲れを癒してきた銘菓

白石城のある益岡公園に近い国道4号バイパス沿いに、白石の歴史と共に時代を越えて親しまれている菓子処「仙加苑」本店があります。創業は天保7年(1836)、奥州街道を行き来する足軽たちの疲れを癒したことからその名が付いた「足軽まんじゅう」は、代々伝わる製法と素朴な味をそのままに、今なお多くの人に喜ばれています。味に定評のある人気の和菓子に加えて、菓子職人が仕上げた洋菓子「ゆめかぐら」のシリーズは、芳醇なブランデーで仕上げた「森の果実のブランデーケーキ」や卵白の口どけが絶妙な「メレンゲはっと」など、スタッフが食材の美味しさを追及した自信作。老舗の和菓子店が生み出した新しい洋菓子シリーズは贈り物やティータイムにもおすすめです。店内には、お茶やコーヒーと一緒に、選んだお菓子がいただけるテーブル席もあり。季節の和菓子と洋菓子が豊富に揃う「仙加苑」で、みんなが笑顔になる一品が見つかりそうです。